
10月25日の本部夕づとめ後に催された立教188年「おうた演奏会」に、福岡教区合唱団から7名が出演しました。
秋季大祭前夜の恒例となっていたこのお供え演奏も、5年前(2020年)はコロナ下で開催中止となり、その後の終息期もオーケストラだけの演奏に留まり、さらに少人数の代表者のみ歌うことが許されるという段階を経て、一昨年にやっと本来の形で大合唱ができるようになりました。
ご神言を音楽に乗せて奏でる喜びを再び味わえるようになり、団員の「おうた」への意気込みも静かに燃え広がっているように感じます。
当日、会場のおやさとやかた東右第1棟講堂は満席で、立ち見の方の姿も大勢あり、演者と聴き手両方から高揚感の湧き上がる、「おうた」ならではのひと時でした。
催しを知り、初めて足を運んだ福岡の教友は「こらえようと努めたが、気づいたら涙が出ていた」と、感激を伝えてくださいました。
この経験を糧に、また日々の練習を積み重ねてまいりたいと思います。(報告 花田 千寿子)