福岡教区天理時報普及推進大会開催

11月29日、おぢばより西浦忠一本部員(道友社前社長)をお迎えして、宗像ユリックス・ハーモニーホールで「天理時報普及推進大会」が開催され、教区管内の教会長ら584名が参加しました。
鍋山教区長の開会あいさつに続いて登壇した西浦本部員は、昨年10月におぢばで開催された「『天理時報』手配り10年 ひのきしん者感謝の集い」における真柱様のお言葉を受けて、布教部と道友社が取り組んでいる時報の普及活用と手配り推進の動きについて話を進める中で「手配りは、あくまでも報恩感謝のひのきしん、ようぼくの皆さんにとってご恩報じの一つの手立てであり、私たちようぼくは、そうした御用をつとめる中でこそ成人できる」として、全教の手配り率が10年間で目標の50%を超えた一方、発行部数は教祖100年祭前のピーク時の3分の1近くに減っている現状を踏まえ、「もちろん道友社の努力は欠かせないが、時報の増部については、やはり各教会の声かけにより、1部でも2部でも増やす意識を高めていただくことが大切と思っている」と話しました。
さらに「時報は、ようぼく家庭に週1回届けられる教祖からのお手紙。記事を読むことで、暮らしにおける心の糧や勇みの種を頂ける。手配りひのきしんでは、同じ地域に住む人たちとの縁も生まれてくる。そうしたつながりは、身上や事情になった時に心強い支えになると思う」「人口流動の激しい今日、多くの若者が都会へ出ていく中で、おぢばの親心がこもった時報が彼らの元へ届けられれば、信仰的にも大きな意味があると思う。皆さんの所属のようぼくが都会へ出た際、また進学・就職・結婚などの人生の節目にも、丹精・育成の一環として、ぜひ時報の購読を勧めてもらいたい」と呼びかけました。
手配りの今後の展望については「道専務でないようぼく・信者の方々、また後継者講習会に参加した若い層や、退職後もお元気な団塊の世代層にも活躍していただきたい。ひのきしん者の若返りが課題の一つだが、会長さん方、ひのきしん者の方々の声かけ、もう一押しで動いてくださる方が地域に大勢おられると思う」と話しました。
最後に「頂戴しているご恩をお返しする道は、にをいがけ・おたすけであり、一言の声かけである。私たちは、ご恩報じを胸に治めて、この道を楽しんで、一人でも多くの方々と手配りひのきしんに励み、ともどもに教祖にお喜びいただける道、たすけ一条の道を精いっぱいに進ませていただきたい」と話を締めくくりました。
この後、道友社業務課の松下主任から時報購読・継続のコツについて話があり、続いて、時報増部や手配り推進に向けた各支部の取り組みなどをまとめたビデオを上映。最後に、大会実行委員長の石井主事長のあいさつで閉会となりました。

◆参加者の声◆

〇吉川辰也さん(統志摩分教会長 福岡西支部)
今日のお話や映像を通して、時報は機関紙ではなく、教祖からのお手紙という一節が特に印象に残りました。自分は読んでいても、信者さんの中で途中で購読をやめたりして読んでいない人が多いので、早速声をかけたいです。

〇田中睦子さん(西日本分教会長 大牟田支部)
西浦先生のお話で「3回までは連絡、4回からが丹精」と聞いて、なるほどと思いました。次の世代へ信仰をつなぐために、おぢばの大学に通っている自分の子供、遠方に住んでいる信者さんの子弟へ繰り返し声をかけていきたいです。