災救隊 地島へ出動!

 

災害救援ひのきしん隊福岡教区隊 地島出動

 災害救援ひのきしん隊福岡教区隊(﨑田正一郎隊長、以下災救隊)は3月5日、宗像市地島(じのしま)に出動。14名の隊員が参加した。
 地島は、宗像市沖に浮かぶ周囲約9.3キロで約80世帯(人口約200人)の小さな島。 島への連絡は宗像市鐘崎港から市営渡船が地島泊(とまり)港を経由して地島白浜港と連絡している。
 災救隊は、昨年11月末の九州ブロック訓練以来、2回目の出動。当日の朝7時30分、鐘崎港に集合。﨑田隊長の挨拶などの後、フェリーに乗って地島へ向かった。この日は日曜日ということもあり、船の中は魚釣りのために島を訪れる乗客などで満員。約10分の船旅の後、泊港に到着。2カ所に別れて、午後2時まで作業を行なった。
 今回の作業は、一週間後に開催される「地島椿まつり」の準備として、島内にある展望台の一つ「大敷展望台」と「椿ロード」に茂っている雑木の伐採などを行なった。精鋭ぞろいの隊員が、チェーンソーで雑木伐採していくと、それまで海を展望することができなかった展望台から、きれいな海を見渡すことができるようになった。作業中にも、ハイキングを楽しむ観光客が展望台を訪れ、展望台から見渡す海を見て、疲れを癒していた。
 また、宗像市から今後の作業の要請があり、2名の隊員で数カ所の展望台を視察し、次回の出動について検討することとなった。
(取材 福岡教区広報部)

作業前の大敷展望台

生い茂った雑木をチェーンソーで伐採

だんだん海が見えるようになってきました

きれいに海が見えるようになりました