オンラインで「ようぼく成人講座」開催(門司支部)

 門司支部(有馬修一支部長)は11月7日(土)、オンラインで「ようぼく成人講座」を開催。計51名が参加した。
 門司支部ではもともと、6月に講座を開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響でやむなく延期。今年の実施を見送ることも検討されたが、話し合いの結果、オンラインでの開催を決定した。
 実施に当たっては「三密対策」として参加会場を2つに分けたほか、ウェブ会議ソフト「ZOOM(ズーム)」を使ってオンラインでも受講できるようにした。
 当日は、会場に設定した福門分教会に18人、博門分教会に16人が参加したほか、オンラインで17人が受講。遠くは埼玉県からのリモート参加もあった。
 講座のテーマは「イライラしない子育て」。TFA(天理教里親子育てアプローチ)講師で天理教里親連盟副委員長も務める西森律身先生(加茂谷分教会長)に講演いただいた。
 今回の講座は、お話もオンラインで実施。西森先生には会場にお越しいただくことなく、徳島県の教会とインターネットでつないで行った。
 午後1時から3時までの講座では、子育てに役立つ内容はもとより「育てば育つ、ほめるコツ」として、日常生活でより良い人間関係を築くためのヒントも解説。お道の教えを土台としたコミュニケーションのコツを学んだ。
 2時間の講座では、講師と参加者がリモートで質疑応答する場面も。手探りの中での開催となったが、オンラインならではの良さも発見できた講座となった。
 有馬支部長は「初めての試みだったが、皆さんに喜んでいただけたことが本当にうれしかった。支部の皆さんの尽力のおかげ。今後も機会を見つけて、オンラインでもできる活動も続けていきたい」と話した。 (報告 森中誠)