ひのきしんスクール「家族への支援~不登校・ひきこもりのおたすけ~」

6月30日、教務支庁において、「おたすけのための ひのきしんスクール」が開催されました。
今回は「家族への支援~不登校・ひきこもりのおたすけ~」をテーマに教内外から3名の講師を迎え、激しい雨の降る中にも関わらず、朝早くから56名の受講者・スタッフで受講させていただきました。
講座は、まず本部ひのきしんスクール運営委員の岩田康晴先生が「ひのきしんとは」と題して話された後に、午前中は教育文化研究所や不登校サポートネットの代表を務めている長阿彌幹生先生が、「不登校の子どもとその家族の支援について」と題し、自身のお子さんが不登校になった 時の話などを通して、不登校が悪いのではなく、不登校が悪い!と決めている大人が悪い!など、不登校についての考え方を話されました。また、午後には、臨床心理士で諏訪野分教会長を務める上瀧純一先生が、スクールカウンセラーをされていた時の事例などを通して、不登校やひきこもりの方への関わり方について話され、最後の質疑応答では、受講者が現在関わっているおたすけの対応についてアドバイスを受けるなど、充実した講座となりました。(報告 藤井義則)