災救隊 ~九州北部豪雨出動報告~〈2〉


 去る8月27、28日。九州北部豪雨による矢部川氾濫により、河川敷にある千間土居公園(八女市立花町北山)内の流木やごみなどの撤去を行いました。この公園はこれまで、八女支部の方々が毎月ひのきしん活動を行っていた公園でもありました。


 台風14号・15号の影響による、雨と風が心配される中、27日は災救隊員による作業、28日は隊員に加え、南部ブロック有志、さらに少年ひのきしん隊(以下少ひ隊)の事後研修としてひのきしん活動を行いました。楠や桜の大木にまとわり付いたごみを重機やチェーンソーを使って外し、手作業でトラックに載せて運ぶ作業となりました。
 少ひ隊の中学生も手作業で汗を流し、勇んだ声が公園に響きわたりました。時おり雨の降る中、作業は順調に進み、29日までの3日間を予定していた作業は2日間で終了しました。また、八女支部婦人会の皆さまが、昼食の炊き出しをしてくださいきました。


八女市役所立花支所建設課 原野 勝さん
 「この公園は、日ごろより天理教の方々にきれいにしていただいていましたが、今回の災害により大変被害を受けました。(天理教内の)地域の方が率先して、復旧につとめてくださることに本当に頭の下がる思いです。元の状態に近い姿に戻り、ひと安心しています。」