現代社会に即した新しい動きを

地方委員研修会開催

福岡教区は4月の役員改選とともに教区活動・支部活動それぞれに新たな歩みを進めていますが、支部長においては8割が新任であることから、教区布教部では7月に支部長研修会を開催しました。また、地方委員も同じように新任が多いことをふまえ、今回研修と親交を深めるため12月3日から4日にかけて『地方委員研修会』を開催しました。
開会の挨拶で内田教区長は「先輩の諸先生方が築き上げられてきた教区の伝統を基に、現代社会に即した新しい動きを考えていかなければいけない。そのために今日は支部間で交流を深めお互いに情報を交換しあったていただきたい。そして地域に根づいた支部独自の活動の実践《一地域一たすけあい運動》を目指していきたい」と述べられました。
続いて基調講演において石井布教部長は、現在の天理教における教勢の停滞と言われる原因の一つであろう教会やようぼくの孤立化について取り上げられ、「地方から都会へようぼくが流動していく中で教会の丹精が行き届かなくなり、教会とのつながりがだんだん薄れてくる。これから先お道にとって、教会の丹精とともに地域のようぼく同士が助け合う姿がますます必要となってくるが、そのためにも支部活動の活性化が重要になる」と述べられました。
続いて支部運営の実務についての説明がおこなわれた。支部での、支部長を支える立場として知っておきたい実務関係の内容をスライドをとおして一通り説明が行われました。
さらに小グループ分かれてねりあいが行われました。テーマを「支部例会について」とし、現在のそれぞれの支部での例会の現状やこれからどのような例会にしていきたいかとゆうことを中心にして話し合われました。参加者の中からは、他の支部の例会の様子を聞いて支部例会の活発化が支部活動の活発化につながってくると感じましたとの感想が多くよせられてきました。
以上をもって当日の研修を終了し、夕つとめ後には教区長を囲んで懇親会となりました。
翌日には朝食後、教区より活動紹介が行われ、各部・格会の活動内容の説明また今後の活動に対する理解・協力のお願いを行ない、全日程が終了しました。

(報告 秋山大成)